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人手不足による人材育成や組織力向上など 自治体が抱える“人材マネジメント”の課題とDXをタレントパレットが支援

~組織全体のパフォーマンス向上を目的に生駒市で利用開始~

株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉)が提供する、働き方改革、人材の採用難、離職率増加などを背景に多くの企業で採用されている タレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」は、人材情報を基にしたデータ活用と分析で、自治体において急務となっている人手不足に伴う人材育成、組織力向上など、人材マネジメントにおける課題解決と、紙やExcelで管理している人事・人材情報をシステム上で運用することにより、自治体におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)にも貢献してまいります。生駒市(奈良県生駒市:小紫雅史市長)では、人事戦略と組織パフォーマンス向上を目的とし、タレントパレットの利用を開始しました。

今年6月に決定した地方公務員法の一部改正では、自治体の慢性的な人手不足だけでなく、コロナ禍や福祉問題など、増え続ける業務負荷を鑑み、段階的な定年延長、時短勤務など、多様な働き方により人材の確保に取り組むなど、今まで民間企業で見られていた「人材」の問題は漏れなく自治体にも起こっており、昨今の事情を鑑みれば、自治体の人材不足への対応は急務と言えます。

自治体の人材マネジメントを支援する「タレントパレット」

  • 複数システムの導入必要なし ワンプラットフォームで採用から育成、配置、評価、抜擢、活躍まで実現
  • 数多くの人材マネジメントの課題を解決してきたノウハウを集積
  • 自治体における煩雑化する日々の業務の効率化に貢献
  • 評価、配置など、今まで相当数かかっていた工数も圧倒的に短縮可能
  • 自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援


タレントパレットはこれまで、民間企業において数多くの人材マネジメントの課題解決を支援しており、年間では300件を超えるコンサルティング実績があります。お客様から頂く課題を解決するため、必要な機能やノウハウは、毎月40以上におよぶ機能の更新と共に、全てタレントパレットに搭載しています。タレントパレットは人材情報などのデータ活用と分析による科学的根拠に基づき、自治体で急務となっている人材マネジメントの課題に対応するため、採用、育成、配置、評価、抜擢、活躍までワンプラットフォームで実現できる仕組みが整っているだけでなく、今までは紙やExcelなどで集めていた情報もタレントパレットに取り入れることで、その場の管理、活用にとどまっていた人材情報が視覚的にも見える化でき、今までは数時間かかっていた分析やレポート業務が数十分程度に短縮できるなど、業務が煩雑化している自治体において、業務の効率化とDX(デジタルトランスフォーメーション)にも貢献します。

総務省でも地方公共団体における人材育成と組織力向上に人事情報の活用の有効性を報告

総務省では2040年を目途に人口減少が加速し、自治体においても担い手不足により現状の5~6割で業務を遂行せざるを得ない状況から、これからは現状の半数の職員数でも担うべき機能が発揮できる自治体となるべく、AIやテクノロジーの活用により、事務手続きなどの自動処理を進めていく一方、それらを担う専門的な能力を有する人材の確保など、職員に求められる能力や役割の変化に伴い、長期的な視点での職員の育成や能力開発が求められるとしています(※1)。そして、これからの地方公共団体における人材育成と組織力の向上として、①人材確保、②人材育成、③適正配置・処遇、④職場環境の整備の4つの要素を結び付ける必要性と、人材をマネジメントする上で、人事評価結果や職歴、研修情報、スキル・資格情報、将来のビジョン等の人事情報を活用した統括的で包括的な運用が有効であると報告されています(※2)。
※1)総務省「自治体戦略2040構想研究会」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/jichitai2040/index.html
※2)総務省「地方公共団体における今後の人材育成の方策に関する研究会」令和2年度報告書(概要版)https://www.soumu.go.jp/main_content/000741201.pdf

出典:総務省「地方公共団体における今後の人材育成の方策に関する研究会」令和2年度報告書(概要版) https://www.soumu.go.jp/main_content/000741201.pdf

生駒市におけるタレントパレットの利用

生駒市では、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を利用することで、現在煩雑となっている人事事務をまとめて効率化し、それにあわせて職員や職員採用試験受験者の情報を一元管理、分析することで、具体的な根拠に基づいた人事戦略を提案し、組織全体のパフォーマンスの向上を図ることを目的とし、活用を進めています。

タレントパレットでは、総務省の報告にもある「人事情報を活用した統括的で包括的な運用」を実現するタレントマネジメントシステムです。タレントパレットはこれからも生駒市をはじめ、自治体の新しい人事戦略、組織力向上を積極的に支援していきます。

自治体における人材マネジメントをテーマとしたウェビナー開催のお知らせ

本リリースに際し、人材活用のニーズが高まる自治体を対象に人材マネジメントをテーマしたウェビナーを開催いたします。ウェビナーでは、デジタル技術による人事業務の効率化とデータを活用した人材配置についてご紹介いたします。

イベント名:今、自治体が抱える人材マネジメントの課題と必要な戦略人事とは
日時:12月22日(水)10:30-11:30
開催方法:オンライン配信
お申込ページ:https://form.pa-consul.co.jp/cre/?enq=x5cUzt6kVfo%3d
参加費:無料(事前登録制)
主催:プラスアルファ・コンサルティング

Talent Palette(タレントパレット)について

タレントパレット」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、科学的根拠に基づいた戦略的人事を実現するサービスです。当社はこれまで累積3,000社超のマーケティング支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしています。今までは管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しします。具体的には人材基本情報、過去の経歴、スキルや能力、内面や適性、社員の希望や考え、日々のモチベーションからエンゲージメントまでのデータを一括で扱うことができます。これらのデータを分析することにより、複数軸での人材配置シミュレーションや離職危険者のピックアップ、採用ミスマッチ防止など、企業が抱える課題を人事ビッグデータ活用により解決します。

株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて

株式会社プラスアルファ・コンサルティングは『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける、見える化プラットフォーム企業』として、2006年の設立以来、顧客の声や顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを「見える化」し気づきを与える力を持つ、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を行っています。様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するためのソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。