【拠点マップ機能】店舗や支社から社員の自宅までの通勤時間を自動算出。スキルや経歴に加え、通勤時間を考慮した科学的な人材配置が可能に
プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステム「Talent Palette(タレントパレット)」では、新たに「拠点マップ機能」を実装しました。新店舗へ異動となるスタッフや新卒で採用した社員の配属先を決める際、社員の住所データから対象拠点までのルートを自動計算。転居を伴う転勤を極力減らしながら、異動に最適な人材をマッチングできます。
人材配置に欠かせない「住所」の要素
多店舗展開をする企業や各地に支社・営業所を置く企業では、新たな拠点を開設する際、「どの人材を異動させるべきか」という課題に直面します。
一般社員や販売スタッフの場合、既存の従業員を転居させて配置するより、現地で新たに採用した方がコストをカットできるケースがあります。その上、従業員を転勤させるには「社宅や家賃控除の整備」「転勤のない地域限定社員」等の社員ごとに異なる雇用形態や、「家族の介護で転居できない」等、社員一人ひとりの個別事情にも対応する必要があります。
新たな拠点への異動に最適な人材の抜擢は、スキルや経験だけではなく現住所や雇用形態等の要素も絡み合っており、中でも「転居せずに通える」というのは非常に重要なファクターとなっています。
さらに、従業員の働きやすさやモチベーションを維持・向上させるためには、単に物理的に通えるというだけではなく「通勤時間は●分以内」「乗り換えは▲回以内」といった配慮も欠かせません。
タレントパレットで最適人材をマッチング
これまで企業は、新たに支店や営業所などの拠点を設けたり各地の支社に新入社員を配属させたりする際、社員一人ひとりの住所と店舗や支社の住所から現実的に通勤できる範囲か、通勤できる人材から適任をアサインできるかの調査に手間と時間がかかっていました。今回のアップデートで、タレントパレットはルート検索APIと連携。登録されている社員データから、拠点までのルートを自動計算することができます。
Point1
社員の現住所から拠点までのルートを瞬時に計算。通勤時間や乗り換え回数、距離で絞り込み、転居せずに通勤可能な人材にフラグを立て、新入社員の配属先決定や人材抜擢の判断に役立てられます。(今後は交通費での絞り込み、ソートにも対応予定)
Point2
今までは、転居せずに通勤可能な人材を見つけ出すためのルート計算に膨大な時間と手間を要していました。そのムダをカットし、引っ越し費用や社宅、家賃補助等の経費も削減。本来の業務に集中できます。
社員の自宅から拠点までの距離・通勤時間・乗換回数を自動計算
拠点の住所を入力して抜擢候補の人材で検索すると、保有している住所データから通勤ルートを自動的に算出。
「通勤時間は1時間以内」「乗り換えは2回以内」といった条件で絞り込みも可能です。