研修に使えるアイスブレイク15選!メリットや効果的に取り入れるポイントも解説


研修に使えるアイスブレイク15選!メリットや効果的に取り入れるポイントも解説

研修でアイスブレイクを取り入れると、楽しみながら研修の効果を上げられ、社員のスキルアップを同時に狙うことも可能です。
本記事ではアイスブレイクのメリットや効果的な取り入れ方を解説します。おすすめのアイスブレイクも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。

「研修の雰囲気が硬くて、受講している社員の能力が活かしきれていない気がする」「思ったような研修の効果が得られない」「積極的な意見交換やグループワークでり研修の効果を上げたい」このような悩みを抱えていないでしょうか。


研修の雰囲気が盛り上がらず、思ったような効果が得られなかったり、参加者のスキルアップに繋がらなかったりするケースが散見されます。参加者が主体的に研修に取り組める空気づくりができていないと、どんなに良い研修でも内容を活かしきれず、費用や時間を無駄にしてしまいます。


そこで効果的なのが、研修前や研修中のアイスブレイクです。本記事では、実施するメリットや効果的な取り組み方について解説します。


今すぐアイスブレイクが実践できるよう詳しいやり方も紹介するので、アイスブレイクで研修の効果を高め、社員のスキルアップに繋げたいと考えている方はぜひ最後までお読みください。


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アイスブレイクは参加者の緊張を和らげるための手段


アイスブレイクとは、研修や会議の前に参加者の緊張緩和を目的として行われる、簡単なゲームや雑談のことです。参加者の緊張感や場の空気を和らげ、研修の効果を高めたり会議や商談などを円滑に進めたりする手段として取り入れます。

多くの企業が社員研修などにも取り入れており、研修の一環として行われています。

研修について詳しく知りたい方は、別記事「研修」をあわせてご確認ください。

研修でアイスブレイクを取り入れる3つのメリット


企業では新入社員研修や管理職研修など、さまざまな研修が実施されています。研修にアイスブレイクを取り入れるメリットを詳しく確認していきましょう。


場の空気を温められる


大人数での研修や初対面同士の会議は、緊張感が高まりコミュニケーションがうまく取れなかったり、ぎこちない空気が流れてスムーズに進められなかったりする場合があります。


アイスブレイクを行うことで、参加者の緊張を解きほぐし場の空気を温められます。参加者がリラックスして研修に挑めるほか、発言がしやすくなることでより研修の効果を高められるのが大きなメリットです。


また、本来の能力を十分発揮できるようにするために取り入れられることも多く、研修の効果を上げやすくなるのも利点の1つです。


お互いの理解が深まる


アイスブレイクは、参加者がお互いの理解を深め、信頼関係を築きやすくする目的にも使われます。初対面同士で研修を行う場合、お互いへの理解がないと安心して参加できず、意見を伝えにくくなるからです。


アイスブレイクで相手への理解が深まると、心理的な距離が縮まり意見交換がしやすくなります。提案や意見交換などをスムーズに行い、アイスブレイクでお互いの理解を深めておくと良いでしょう。


自己の発見につながる


アイスブレイクでよく取り入れられる自己紹介や他己紹介では、自分の長所や足りないスキルなどについて、新たな発見のきっかけになることがあります。また、短時間で自分のことを知ってもらう、アピールする練習にもなるのもメリットです。


その後の会話やコミュニケーションで、気づきや新たな発見につながることもあります。研修に主体的に参加できるようになり、研修効果が上がりやすいのもアイスブレイクのメリットと言えるでしょう。


アイスブレイクを効果的に取り入れるための5つのポイント


アイスブレイクを効果的に取り入れるためには、事前の準備が大切です。実施時に気を付けるポイントについて、具体的に見ていきましょう。


研修内容に合わせたアイスブレイクを実施する


研修には対面、オンラインなどさまざまな形態があります。また人数や内容も研修ごとに異なるのも特徴です。


アイスブレイクの目的は、研修の効果を最大限に高めることにあるため、内容に応じたものを実施するのが理想です。例えば、グループワークが多いならチームワークや相互理解が深まるものを、オンライン研修なら触れ合わなくても全員が参加できるものを採用します。


研修内容の1つとしてアイスブレイクをとらえると、より効果的な内容のものを採用できるようになるでしょう。


目的や内容を明確にする


アイスブレイクの目的や内容は、参加者にわかりやすいように事前に説明しておきましょう。目的を全員で共有することで参加者の意識が向きやすくなり、より高い効果を得られます。


アイスブレイクの内容についても詳しく説明し、参加者が気持ちよく取り組めるよう配慮しましょう。参加のしやすさ、わかりやすさなど、参加者の立場に立って考えることが大切です。


時間を決める


アイスブレイクに取り組む時間は事前に決め、オーバーしないように気を付けます。アイスブレイクが盛り上がるのはいいことですが、熱中しすぎて本来の研修の時間を奪うようでは本末転倒だからです。


自己紹介ゲームなどは特に時間をオーバーしやすいので、タイムキーパーを設けるなどの工夫が欠かせません。実施時間だけでなく、説明や後片付けなど、ゲーム以外にも時間がかかることに気を付けて時間配分を行いましょう。


全員が参加できるようにする


アイスブレイクは、全員が参加できるような内容にするのが望ましいです。特に大人数の場合や複数のグループに分かれて行うときも、全員が何らかの形で参加できるような内容を選びましょう。


特定の人しか参加できないようなアイスブレイクを選んでしまうと、効果が薄くなるだけでなく、研修の効果も思ったように高められません。大人数の場合は人数に応じたものを、少人数の場合はより参加者同士が親密になるものを選ぶと効果的です。


研修前でなく研修中にも取り入れる


アイスブレイクは研修前だけでなく、研修中にも適宜取り入れると効果的です。特に研修時間が長いときや、座学中心で参加者が集中力を失いがちなときに取り入れると、気分転換になりその後の研修により集中できます。


参加者の状況把握をしながら、タイミングを見て適宜アイスブレイクを取り入れてみましょう。研修中に取り入れるアイスブレイクは、研修前のものより趣向や方法を変え、その後の研修内容に沿ったものを採用します。事前に複数用意しておくと、雰囲気に合わせて選べるでしょう。


研修におすすめのアイスブレイク15選


研修でアイスブレイクを取り入れる場合は、参加者や研修内容に合わせて選ぶのがポイントです。おすすめのアイスブレイクをいくつか紹介するので、参考にしてください。


研修ゲームについて詳しく知りたい方は、別記事「研修ゲーム」をあわせてご確認ください。


大人数向けアイスブレイク5選


大人数が集まる研修では、短時間で全員が参加できるアイスブレイクが効果的です。全員が参加するとまとめるのが大変になるため、司会者など進行役がいるゲームを選ぶとスムーズに進められるでしょう。


心理テスト


短時間で手軽に雰囲気を盛り上げ、参加者のモチベーションアップができるのが心理テストです。答えを選択肢にすることで、参加者に挙手してもらえば全員が参加できます。


同じ回答を選んだ人に親近感が持てたり、意外な部分に注目できたりするので、コミュニケーションにもつながります。有名なものは知っている人が多く場が白けてしまうので、マイナーなものを複数用意しておくと良いでしょう。


伝言ゲーム


伝言ゲームは複数のチームに分けて行えるため、大人数でも取り組みやすいアイスブレイクです。伝言内容を研修や仕事内容と絡める、社内ネタを採用するなどすると盛り上がります。


伝言内容を長めの文章にすると難易度が上がり、楽しく取り組めるでしょう。


クイズ


よくあるクイズも、仕事内容や研修内容と絡める、2位を答えるゲームにするなど、少し趣向を凝らすことで楽しいアイスブレイクになります。講師のことをクイズとして出題するなど、少し変わったネタを採用すると、場の雰囲気が和みやすいです。


時間の調整がしやすく、大人数でも全員が参加できるので、チーム分けや時間調整が難しい時にもおすすめです。


宝探し


広い会場で、複数のチームに分かれて行えるアイスブレイクです。協力して体と頭を使うため、チームビルディングにもつながります

比較的時間に余裕があるときや、お昼休みのあとなど体を動かしたいときにもおすすめです。事前準備をしっかり行い、空き時間に仕込みを行っておけばスムーズに取り組めるでしょう。

友達100人できるかな


大人数での初回研修におすすめのアイスブレイクです。人数は100人でなくてもかまいません。1人に対して1つの質問を行い、時間内に可能な限りたくさんの人と交流するもので、事前に質問を考えておき、制限時間内で交流を深めます。

研修受講者同士の活性化を促したいときや、長期研修でアイスブレイクや交流のための時間が十分にとれるときにおすすめです。

少人数向けアイスブレイク


少人数(5〜10人前後)で行うアイスブレイクは、お互いのことや人柄がより伝わるゲームを選ぶと円滑なコミュニケーションに役立ちます。体を動かすゲームを採用すると、気分転換やリラックスにもつなげられるでしょう。


自己紹介ゲーム


自己紹介ゲームは自分について3つの紹介を行い、うち1つは嘘を話し、他の参加者がどれが嘘かを当てるゲームです。


お互いのことを知るきっかけになり、自分が他人からどう見られているかも把握できます。楽しみながら相互理解を深められる、楽しいゲームです。


Good & New


24時間以内に起こった良かったことや、気づきを1分程度で発表していくゲームです。アメリカの教育学者が提唱した取り組みで、チームの活性化やアイスブレイク、朝礼などに取り入れられています。


自分の意見をまとめる・発表する力がつき、他の参加者から拍手によって肯定されるので、自信にもつながります。ポジティブな思考や雰囲気を生み出す効果もあるため、少人数の研修で空気を変えたいときにも有効です。


サイコロ自己紹介


サイコロの面にお題を決めておき、転がして出たお題に沿って自己紹介をするゲームです。初対面でなくても取り組みやすく、いつも使っている定型の自己紹介が使えないため、その場で考えなければならないのがポイントです。


お題を工夫することで、どんな研修でも使えます。対応力や実践力などを磨くことにもつながるため、楽しくスキルアップができるゲームです。


マシュマロチャレンジ


パスタやテープ、ひもなどを使って、制限時間内に塔をできるだけ高く作り上げるゲームです。事前準備が必要ですが、チームビルディング効果の高いアイスブレイクとしてよく活用されています。


マシュマロ以外にも、新聞などを使うことも可能です。人数や時間、研修予算などに合わせて、適切なものを選ぶと良いでしょう。


バースデーライン


参加者全員で誕生日順にならぶ、シンプルなゲームです。ただし言葉を交わしてはいけません。制限時間を定め、チーム選にすると盛り上がりやすくなります。


相手とのコミュニケーション力が問われるゲームなので、チームワークが必要なときや研修の雰囲気が硬いときにおすすめです。


オンライン研修でも実施できるアイスブレイク5選


オンライン研修は参加者の集中力が途切れやすく、参加者同士の横のつながりを作りづらいのがデメリットです。アイスブレイクを実施することで、集中力アップや参加者同士のコミュニケーションが取れるようになります。


じっとしている時間が長くなりやすいため、体を動かす系のアイスブレイクもおすすめです。


研修オンラインについて詳しく知りたい方は、別記事「研修オンライン」をあわせてご確認ください。


絵しりとりゲーム


絵をかくことでしりとりを行う単純なゲームです。画面に見せるだけでいいので、リモートでも行えます。絵が得意な人も苦手な人も楽しめ、少人数でも盛り上がります。 


ジェスチャーゲーム


声を出さずに、身振り手振りでお題を表現していくゲームです。体を動かしながらコミュニケーション力が磨けるゲームで、チームワークの向上にもつながります。


少人数でも盛り上がれて、気分転換やリフレッシュもできるゲームです。


NASAゲーム


オンラインでもオフラインでも取り組める、チームメンバーとのコンセンサス(合意形成)を行いながら、問題を解決していくゲームです。


所用時間が1時間半とやや長めですが、チームビルディングやコミュニケーション力を磨くだけでなく、自分の意見を伝えたり相手の意見をくみ取ったりする練習ができます。事前の準備とルールの把握が重要ポイントになるため、時間の確保も含めしっかり準備した上で行うと良いでしょう。


物しりとり


しりとりを「自宅にある物」に限定して行う簡単なゲームです。答えるときに自分の家にあるものを実際にカメラ前に持ってくるのがルールで、普通のしりとりにはないワクワク感で盛り上がれます。

オンラインでも体を動かせるため、緊張緩和や眠気さまし、気分転換をしたいときにおすすめです。

ポーズ当て


リーダーになる人のポーズを、カメラオフにして言葉だけで答えるゲームです。回答者はカメラをオフにし、リーダーの言葉から同じポーズをカメラの前で真似をしたあと、全員でカメラオンにして答え合わせをします。

大人数でも盛り上がり、体も動かせるアイスブレイクです。

研修アイスブレイクのまとめ


研修には参加者に合ったアイスブレイクを取り入れ、空気を和ませながら主体性を持って参加できるよう、良い雰囲気づくりに努めましょう。アイスブレイクを行うことで、研修の効果を最大限に高められるだけでなく、工夫次第で社員のスキルアップにもつなげられます


アイスブレイクは、研修の雰囲気や参加者の反応に合わせたものを選ぶと効果的です。事前に複数意しておき、その場で柔軟に対応できるようにしておきましょう。


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研修の受講履歴の管理やフォローアップも効率良く進められるので、ぜひ導入をご検討ください。


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