こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。
「自社とマッチする人材がなかなか集まらない」「現在の採用方法を見直したい」こんな悩みを持つ経営者の方は多いのではないでしょうか。
採用を成功させるには、まず自社に求めるターゲット像を明確にし、最適な募集方法を検討する必要があります。優秀な人材を誘致するには、求職者が納得して応募できるよう、自社情報を積極的に開示するなどの対策も重要です。
本記事では、具体的な求人の方法12種類と、人材募集を成功させるポイントまで詳しく解説します。
優秀な人材を集められれば、競合他社と差をつけられ、業績向上にもつながるためぜひ最後までご覧ください。
最新の人材募集方法12選【2024年最新】
予算、採用ターゲットなどにより、最適な募集方法は異なります。この項では、自社にマッチした募集方法を検討していただくため、無料・有料の方法に分けて6つずつ紹介します。
無料でできる募集方法6選
無料でできる募集方法は、気軽に実施できる反面、狙ったターゲットをうまく集められない可能性があります。また、料金がかかるタイミングはバラバラなので把握しておきましょう。
ハローワーク
ハローワークを通じて、求人を掲載する方法です。費用がかからない上に、多くの求職者に対して求人情報を出せます。
また、助成金・給付金の支給を受けられるのも利点です。例えば、2023年6月からは次のような助成金が開始されます。
- 労働移動支援助成金
- 中途採用等支援助成金
- トライアル雇用助成金(一般トライアルコース以外）
- 地域雇用開発助成金
- 人材確保等支援助成金
- 通年雇用助成金
- キャリアアップ助成金(正社員化コース以外）
- 両立支援等助成金
- 人材開発支援助成金
ただしマッチング機能がないため、必要条件を満たした人材の確保が難しいのが課題です。気軽に募集できますが、ある程度人材の絞り込みは必要になるでしょう。
Indeed
Indeedとは、求人専門の検索エンジンです。業種問わずさまざまな求人を検索できるため求職者から人気が高く、多くの人材にアプローチできます。
Indeedでは、無料掲載も可能です。コストをかけずに気軽に募集できるため、年中採用を行っている企業などは掲載しておいて損はないでしょう。
ただし、無料の場合は有料と比べてユーザーの目に留まりにくくなるため、急ぎの採用では有料掲載を検討する必要があります。
求人広告
新聞の求人広告欄やチラシ、フリーペーパーなどに掲載する方法です。特に、地域限定版を発行している求人情報誌なら、地域密着型の人材を採用できます。
また、フリーペーパーの場合は駅などにも置いてあることが多いので、多くの人の目に留まりやすいのもメリットです。
求人広告には、無料で掲載可能なものも存在します。費用の支払いタイミングには「成果報酬型」「サブスクリプション型」など、さまざまな形態があります。
リファラル採用
リファラル採用は、社員に知人を紹介してもらう方法です。会社の内情を知っている社員からの紹介になるため、比較的会社に馴染む人材と出会える可能性が高いでしょう。
また、実際の労働時間や給与なども知人から伝わっているため求職者が待遇に納得した上で雇用しやすく、短期的に辞められる可能性が低いと言えます。
ただし、リファラル採用には社員の協力が必須です。そもそも、社員が「自分の働いている会社を知人に紹介したい」と思わなければ成り立たないため、普段から社員に好まれる環境・待遇を実現できていることが前提となります。
アルムナイ採用
アルムナイ採用とは、退職者を再雇用する方式です。一度働いていた社員なら、自社の仕組みや業務内容についても精通しているため、即戦力となる人材を採用できます。
さらに、新卒を採用する場合と異なり、人材育成や研修などのコストを削減できるのもメリットです。
ただし、退職した社員は自社の給与・待遇などに不満を持っている可能性が高いでしょう。退職時点から環境が変わっていなければ、戻ってくれる可能性は低いと言えます。
SNS
企業がSNSで公式アカウントを作成し、SNS上で採用活動を行う方法です。一般的には「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれています。
登録だけなら無料で、情報発信も容易にできます。また、普段から自社の働き方や理念を見てくれているユーザーからの募集になるため、ミスマッチも起こりにくいでしょう。
ただし、頻繁に情報発信をしていかないと多くの情報の中に埋もれてしまいます。こまめな情報発信が必要なうえに、フォロワーが増えるまでに時間がかかるため、長期的な視野が必須です。
精度の高い募集方法6選
コストをかけてでも優秀な人材を採用したい場合は、次に紹介する方法も検討しましょう。
ホームページ
自社採用ページを作成することで、求人媒体に応募をかけるよりも多く具体的な情報を伝えられます。求職者は自分が就職を希望する企業のホームページを高確率で閲覧しているため、アピールには効果的な方法だと言えるでしょう。
自社ホームページで伝えられることは、以下の通りです。
- 会社の雰囲気
- 先輩社員の声
- 企業理念
- 雇用条件など
ただし、求職者が自社ホームページを閲覧しなければ求人情報を伝えられないため、以下のようなネット集客の対応が必要です。
- SEO対策を実施する
- 求人媒体にURLを掲載する
採用エージェント
人材紹介会社に、自社で求めている人材像にマッチした人材を提案してしてもらえます。エージェントが応募、面接、選考を代行するため、採用にかかる手間を大幅に軽減できます。
人材を採用する際に、手数料として報酬を支払います。狙った人材を採用できる反面、費用がかかるのがネックです。
人材紹介
人材紹介とは、求職者と企業をつなぐサービスで「転職エージェント」とも呼ばれます。厚生労働大臣から許可を受けた紹介会社により、求職者の選出・面談の日程調整などのサポートが行われます。
報酬は基本的に後払いで、採用できなかったとしてもコストがかかりません。ただし、紹介手数料は想定年収依存になるため、月額賞与の高い業界ほどコストがかかる点に注意しましょう。
人材派遣
人材派遣会社が雇用する、派遣スタッフを採用する方法です。派遣スタッフは業務に必要な能力・経験を持っているため、即戦力となり得えます。
さらに、派遣スタッフからそのまま正社員として登用することも可能です。突然の欠員や、退職などへの対応に利用するのも良いでしょう。
転職イベント
オフラインでの採用を重視するなら、イベントや合同会に参加するのも手です。業種問わず行われるイベントもあるため、自社にまったく興味のなかった人材にもアピールできます。
また、求人広告等と異なり、知名度の低い企業も注目されやすいでしょう。
ただし、参加には数十万円〜数百万円単位のコストがかかります。採用コストに見合う人材を採用するには、PRの戦略を立てたり優秀な採用担当者を用意したりなどの対策が必須です。
ダイレクトリクルーティング
プラットフォーム等を利用せず、企業自ら人材をスカウトする方法です。ハローワークなど「待ち型」の採用方法と異なり、候補者の応募を待たずして動く「攻め」の採用方法と言われます。
転職を考えていない層にもアプローチできる上に、優秀な人材をピンポイントで採用できる可能性があるのが利点です。
ただし、スカウト対象の選定には相当の工数がかかると想定されます。良い候補者を見つけても、魅力を伝えられなければ雇用を見込めないため、難易度の高い方法だと言えるでしょう。
人材募集を成功に導くポイント3つ
自社に見合った人材を採用するには、具体的にどのような人材が必要なのか考えた上で採用活動を実施しましょう。
ターゲットの明確化
まずは必要とする経験・スキルなどを洗い出し、優先順位を付けます。特に、入社後直後から必要になるようなスキルは、必須項目に設定しましょう
具体的には、ペルソナ設定が有効です。ペルソナとはターゲットにする人物像を具体化したもので、求める社員増に対して認識ズレが減り、ミスマッチを減らせます。
自社情報の開示
社内での取り組み、仕事への思いなどを社内報で発信して求職者にも開示することで、よりミスマッチを減らすことができます。実際、求職者向けに多様なコンテンツを発信する会社は少なくありません。
例えば「株式会社Loft」では、社員インタビューを軸とする採用動画を用意しています。
出典：株式会社Loft
他にも「Peach Aviation株式会社」では、働きやすさを数値化し、定量的な視点でアピールを行っています。
自社情報を積極的に開示すれば、求職者が納得した上で採用できるでしょう。
応募の簡便性をアピール
採用の際は、応募のハードルを下げる取り組みも有効です。求職者との接点が増えれば、働きやすそうな会社だと感じてもらいやすくなるでしょう。
選考前に面談を実施する、質疑応答の場を設けるなどして求職者の不安をなくすのが有効です。例えば「Retty株式会社」では、会社説明会やカジュアル面談などを積極的に実施し、求職者と直接関わり合える場を設けています。
人材募集の課題解決にはシステムが有効！導入する3つのメリットを解説
人材募集を効率化するなら、マネジメントシステム「タレントパレット」がおすすめです。タレントパレットを活用すれば、経営者・担当者が抱えている次のような悩みを解決できます。
この項では、タレントパレットを採用するメリットを紹介します。
全社員無料の適性検査で社員の適性を見える化
タレントパレットなら、社員の適正を見える化できます。独自で開発した適性検査TIPにより、約400万件を超えるビッグデータを用いて、以下の8つを即時に判定可能です。
- 社交性
- 協調性
- 環境順応性
- 情動性
- 感受性
- 革新性
- 活動性
- 積極性
採用時に、応募者に対して適性検査を実施します。面接の際に検査結果と乖離がないか、社内メンバーと合っているかを判断できます。
必要人材の見える化による採用ミスマッチの防止
類似メンバーを分析し、応募者の特徴と似ている社内メンバーを抽出可能です。よりターゲット像を明確にできるため、採用活動の効率化および、ミスマッチ防止に役立てられます。
内定者に対して、性格特性が似たメンバーと組ませることで、内定段階で辞退される確率を減らせるでしょう。
ITを使った採用力の強化
タレントパレットでは、採用時の情報を既存の社員と紐づられる「人材活用プラットフォーム」を構築可能です。採用した社員の特徴を、入社前に知ることができます。
人材の特徴を抽出することで、活躍する可能性がより高い人材を採用時点で発見できるでしょう。
人材募集を成功させるためにはタレントパレットがおすすめ
アウトソーシングを活用することで、より自社にマッチした人材を採用することができます。より効率的に優秀な人材を確保するには、ターゲットを明確化し、自社にあった募集方法を確立することが大切です。
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