1on1で話すことは?テーマ例や意識するべきことを解説!


1on1で話すことは?テーマ例や意識するべきことを解説!

1on1でのミーティングは、社員のモチベーションの上昇や、上司と部下間での信頼関係を構築するために行われることが多いです。この記事では、1on1ミーティングで話す際におすすめのテーマについて解説します。

1on1ミーティングをするときに意識することについても解説するため、企業の人事担当者や、部下との面談を行う立場の方は参考にしてください。

こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。

1on1でのミーティングは、社員のモチベーションの上昇や、上司と部下間での信頼関係を構築するために行われることが多いです。この記事では、1on1ミーティングで話す際におすすめのテーマについて解説します。

1on1ミーティングをするときに意識することについても解説するため、企業の人事担当者や、部下との面談を行う立場の方は参考にしてください。


1on1で話すことの参考例

1on1で話すことの参考例をご紹介します。


下記で具体的なテーマやそれぞれの詳細について解説するため、1on1で話すことについて悩んでいる方は参考にしてください。


業務や組織についての課題

業務や組織の課題に関する内容は、1on1ミーティングで話すテーマとして使いやすいです。業務なら自身が抱えている問題を、組織なら人間関係で気になっていることや、組織全体で見た時にいらないと思う業務や規則などについて聞くとよいでしょう。


いずれも普段では相談しにくい、聞きにくいと思われる話題ですが、1on1ミーティングの場なら話しやすいため、部下の悩みや疑問点などを解消してモチベーションアップに繋げたり、信頼関係を構築したりするのに役立ちます。


自身の直近の目標

1on1ミーティングでのテーマとして、部下の社内での業務や立ち位置などについて、自身の直近の目標を話してもらうのがおすすめです。今後関わってみたい業務や取り組みへの自己評価なども聞ければ、教育する側の方針や改善すべき問題点などが把握しやすいでしょう。


また、1on1ミーティングの場で組織や部署全体の方針についても詳細に話せれば、部下側も目標が決めやすくなるため、モチベーションや生産性の上昇が狙えます。


将来のキャリアビジョン

将来のキャリアビジョンについて聞くのも選択肢の1つです。今後積んでいきたいキャリアが明確にあり、目標としている立場までの道のりなどについて話してもらえれば、社内での立ち位置や担当する業務の種類を決めやすくなり、適切なマネジメントにより会社全体の生産性や業績アップに繋げやすくなります。


キャリアビジョンが明確ではない場合は、やりがいを感じていることや大切にしている価値観などを聞いて、キャリアビジョンの形成を助けるとよいでしょう。


モチベーション

モチベーションの有無や状態などについて詳しく聞けたり、話し合えたりすれば1on1ミーティングを有効活用できます。また、有無や状態などの確認だけではなく、それぞれに対応したケアを行うことも大切です。


モチベーションが低いなら、部下の業務によって得られた成果や、社内で評価されている良い点などについて話し、業務の必要性や自身の強みを認識してもらうことでモチベーションの向上を促します。モチベーションが高いなら、業務上のストレスや不安要素などをヒアリングしつつ、それらをケアしてモチベーションの低下防止を狙いましょう。


心身の健康状態

1on1ミーティングのテーマに困ったら、心身の健康状態について尋ねるのも有効です。普段の業務中は話題になりにくいですが、心身の健康状態は業務の効率や生産性に大きく影響するため確認は大切となります。


昨今はテレワークなど働き方の種類も増えているため、現状の働き方は自身に合っているか、合っていない場合はどんな要素が弊害になっているかなどをヒアリングして、ケアを心掛けた方がよいでしょう。


会社の戦略や方針の共有

会社の戦略や方針を、上司と部下の間で共有する機会として1on1ミーティングの場が使えます。部下に会社の戦略や方針などを伝えて把握してもらえれば、今後の動きが明確になりやすくなり、生産性の上昇が狙えるでしょう。


また、概要だけではなく決まった理由や背景などの詳細についても話せれば、より一層理解が深まります。他には、会社の戦略や方針などについて疑問点があるか聞く、ある場合はなるべくその場で答える、部下が貢献できる部分について明確に説明するなども効果的です。


プライベートについて

1on1ミーティングでは会社や業務の話題だけではなく、プライベートについて話すのも有効です。プライベートについて話す際のテクニックとして、相手に聞くよりも先に自分からプライベートな情報を開示する方法があります。相手が一緒に仕事を始めてから日が浅い人や関係性が薄い場合に特に有効で、自分から話すことで相手も話しやすくなる状況を整えられます。


1on1で話す際に意識すること

1on1で話す際に意識すると良いことについて紹介します。


下記でそれぞれの詳細を解説するため、1on1ミーティングの機会を有効活用したいと思っている方は参考にしてみてください。


相手だけではなく自分の情報も開示する

1on1ミーティングの場で意識することとして、相手だけではなく自分の情報も開示する姿勢が挙げられます。相手にだけ質問をしたり話をさせ続けると一方通行な印象になってしまい、委縮したり集中力を欠く事態を招きかねません。


そのため、テーマに関連する自分の話を挟んだり、相手からも質問をしてもらって答えたりするなどして情報を開示し、円滑なコミュニケーションを演出するのが大切です。


重要なテーマを優先して話す

話が長すぎたりテーマが多すぎたりすると、相手が集中力を欠いてしまい重要な情報が伝わらない可能性があります。


あらかじめ複数のテーマを用意している場合でも、無理に時間をかけて全て話すのではなく、優先度の高いテーマから話しつつ時間をかけすぎないように意識しましょう。


業務との関連性を伝える

1on1ミーティングを行う際は、業務上必要で、今後の仕事とも関連があることを伝えるのが重要です。業務とは関係なくただ話すだけの機会と見られてしまうと、1on1ミーティングに割く時間や労力を有効活用できない可能性があります。


対策として、今後の業務を円滑に進めるために必要である、生産性や効率を上げるために重要なことなのを知ってもらい、真剣な姿勢で臨んでもらうように促すとよいでしょう。


まとめ

本記事では、1on1ミーティングで話すテーマの参考例や、1on1で話す際に意識することなどについて解説しました。業務の効率や生産性を上げる、従業員のモチベーションアップをするのに1on1ミーティングは有効ですが、効果を挙げるにはノウハウや会社の風土、方針に合わせた柔軟な対応などが必要です。


そこでおすすめしたいのが、プラスアルファコンサルティングが提供する「タレントパレット」です。高度なデータ分析技術を用いて可視化した情報データを元に、タレントマネジメントが行えます。コンサルティングの知見もあるため、人材育成の課題を解決したい場合はプラスアルファコンサルティングへの依頼を検討してみてください。


失敗しない人材育成の始め方ガイドの請求はこちら