【保存版】人事に向いている人の特徴7選!仕事内容や必要な6つのスキルも解説


【保存版】人事に向いている人の特徴7選!仕事内容や必要な6つのスキルも解説

優秀な人事に人材の育成方針や人員配置をしてもらい、会社の業績アップを図りたいと考えている方は多いのではないでしょうか?本記事では、人事に向いている人の特徴や必要なスキルを解説するため、人事を確保する際の参考にしてください。

こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。


会社の業績が上がらずに、人材の育成方針や人員配置の見直しを検討している担当者もいらっしゃるのではないでしょうか?


人材の育成方針から人員配置などの業務を補っている人事。人事の能力によって会社の業績が左右されるといっても過言ではありません。


しかし、どの社員を人事に配置するべきか頭を抱えている方も少なくないでしょう。


本記事では、人事に向いている人の特徴や業務を行ううえで必要なスキルなどを解説します。


本記事の情報をおさえれば、人員配置や採用の際に人事の適任者かを判断しやすくなるため、会社の業績アップのためにぜひ最後までお読みください。


人事の主な仕事内容

人事の業務内容を一言で表すなら、社内リソースである「ヒト」を活用することです。人事の具体的な業務内容は、次のとおりです。


  • 新卒・中途の採用活動
  • 配属先の決定
  • 社内評価制度の作成
  • 人材育成
  • 労務関係の業務


採用活動から人材育成まで担当している人事は、会社の中核を担うといっても過言ではありません。そのため、人事の能力によって会社の業績が左右される可能性があります。本記事で人事に向いている方の特徴をおさえて、出来るだけ早く適任者を人事部に配属させるのが好ましいです。


人事に向いている人の特徴7選

人事に向いている方の特徴を、次の7つ紹介します。


  • 洞察能力が高い
  • 情に流されずに決断できる
  • 秘密を必ず守れる
  • 冷静かつ柔軟に対応できる
  • 論理的思考力に優れている
  • 相手目線で物事を考えられる
  • 人の成長を喜べる


優秀な方を人事に配属させるには、適任者の特徴をおさえておきましょう。


洞察能力が高い

適切な部署に社員を配属させるためには、個人の適正や本質を見極められる洞察能力が求められます。部署ごとに適切な人員配置ができなければ、生産性の向上は望みにくいからです。


たとえば、洞察能力の低い方を人事の採用担当に配属させるとどうなるでしょうか。面接の場で、候補者の適正や本質を見抜けず、自社に必要な人材を取り損ねるかもしれません。また、人員を再配置する際、適切ではない部署に社員を配属させるかもしれません。


人事の判断が、多かれ少なかれ会社の業績を左右するのです。適切な判断を行い会社の業績アップを図るためにも、洞察能力が高い方を人事に配属させる必要があります。


人事の採用担当に向いている方について詳しく知りたい方は、別記事「人事採用担当」をあわせてご確認ください。

情に流されず決断できる

人事の業務では、たとえ仲の良い社員でも、状況によっては解雇の判断を下さなければいけません。たとえば、無断欠勤が多かったり勤務態度が悪かったりしたケースです。


本人に改善の意思が見られないと会社が判断した場合、解雇につながる可能性があります。解雇の判断を下すのは、人事の業務の1つです。たとえ仲の良い社員でも仕事にメリハリをつけて、情に流されず重い決断を下せる方が人事に向いているのです。


逆に、責任感の伴う厳しい決断ができなかったり、自分の意見がなかったりする方は人事に向いていません。人事は人と関わる業務が多いため社員の意見を尊重するのは大切ですが、きちんと自身の意見を持ち、なおかつ厳しい判断をもいとわない精神の持ち主が適任者といえるでしょう。


秘密を必ず守れる

社内のデータや就職者などの個人情報を取り扱うのも、人事が担当する業務の1つです。これらの情報が漏洩すると、会社の信頼が下がるのみならず、場合によっては損害賠償金が発生します。


実際、2014年に発生した「ベネッセ顧客情報漏えい事件」では、会社が顧客に対して100億円以上の損害賠償金(金券)を支払っています。

参考: ベネッセお客様本部 | 事故の概要


このような事件を防ぐためにも、人事には秘密を外に漏らさない口の堅い方が向いています。


口の硬さが求められるシーンはプライベートも例外ではありません。たとえば、顧客情報に関わる話をプライベートで行ったとします。そして、たまたま取引先の関係者が近くで話を聞いていました。この場合、取引先からの信頼は一気に下がるでしょう。


このように、職場のみならずプライベートでも機密情報を外部に漏らさない口の堅い方が、人事に向いています。


冷静かつ柔軟に対応できる

人事には、さまざまな状況で冷静かつ柔軟に対応する能力も求められます。


人事は業務中、他部署や外部からの問い合わせに対応するシーンが多くあります。代表的な例は、応募者への対応です。応募者の辞退や、質問による面接時間の延長などのイレギュラーが起きた場合、その後の業務を変更しなければなりません。


予定通りに業務を進められない状況が発生しやすく、想定していたスケジュールが乱れそうになっても冷静に対応できる能力が求められるのです。


また、採用時は、求めるスキルや経験などをあらかじめ決めているでしょう。


しかし、条件を満たしていなくても、求める適正がある方もいます。このような候補者が現れたときに、「会社の成長に貢献してくれるはずだから採用すべき」と判断し、上司や経営者に相談して面接を通すこともあります。


このように、物事の本質を捉えた上で柔軟な判断をすることも、人事に求められる特徴の1つです。


論理的思考力に優れている

論理的思考力とは、物事を整理して、ゴールまでの過程を組み立てる能力のことです。


論理的思考力に優れている方は、複雑な内容でも相手に落とし込んで納得してもらえるよう説明できます。人と接する機会の多い人事には、とくに求められる能力といえるでしょう。


たとえば、採用方針を考えるシーンで論理的思考力が必要です。前提として、採用方針を考える際は、会社の目指す方向性と社会の流れを両方考慮しなければいけません。会社や世の中のニーズに沿った採用方針でなければ、自社に必要な人材の確保が難しいからです。


さらに、設計した採用方針を上層部に納得してもらうためには、論理的な話し方が求められます。


また、人事では、人に関する情報をもとに現状を分析し、人材採用や育成の計画を建てなければいけません。一貫性のある人事戦略を建てるには、論理的に考える力が求められます。


相手目線で物事を考えられる

人事は「会社を成長させるにはどうすればいいか?」「社員をより働きやすくするにはどうすればいいか?」など、経営者や社員の目線で物事を考える必要があります。


また、社員一人ひとりの属性も異なります。女性もいれば男性もおり、勤務時間もフルタイムからパートなどで異なるなかで、公平感のある人事施策や評価を考えなければいけません。新しい制度を導入するときに、さまざまな人の目線で検討する能力が求められます。


なお、相手目線に立つのが苦手な自己主張の強い方には、人事は向いていません。たとえば、メンタルケアに関する施策を導入するケースです。社員ごとに属性が異なれば、ストレスの感じ方も違います。


たとえ人事担当者にとってはストレスが溜まらない環境でも、社員によって感じ方が異なることを考慮して、メンタルケアの施策に本腰を入れる必要があります。しかし、自分勝手な方は相手目線に立って物事を考えるのが難しいため、メンタルケアの施策の導入を軽視するかもしれません。


人事の業務内容は幅広く、イレギュラーな対応も求められますが、常に相手目線に立って業務をこなせる能力が求められます。


人の成長を喜べる

人事は社員をサポートして、会社の方針に沿って成長させることも業務の1つです。


しかし、社員が成長しても直接人事が評価されることは多くありません。そのため、人の成長を心から喜べる方のほうが、業務へのモチベーションを保ちやすいでしょう。


逆に、周囲からの評価を得たい野心家の方には、人事は向いていません。人からの評価をモチベーションに転換している方は「仕事を頑張っているのに評価されにくい」と感じてしまい、業務への意欲が低下する恐れがあるからです。


ここまで、人事に向いている方の特徴を紹介しましたが、複数の条件に当てはまる人を探すのは手間がかかるかもしれません。より効率的に適任者を探すには、人材化を一元化し、分析できるタレントマネジメントシステムの導入がおすすめです。タレントパレットならば、データを一元管理した上で、分析や人材配置のシミュレーションを1つで完結できます。人事業務をより戦略的に行えるので、ぜひご検討ください。


タレントパレットのHPはこちら


人事に必要なスキル5選

人事に必要なスキルを、5つ紹介します。


  • コミュニケーション能力
  • 正確かつスピーディーな事務作業力
  • 雇用に関する法律の知識
  • 基礎的なPCスキル
  • 社内情報の収集能力


既存の人事に該当するスキルが少なかったり、他部署で人事に適していそうな方がいたりすれば、異動を検討するのも1つでしょう。


コミュニケーション能力

さまざまな役職や性格を持った方と接する機会の多い人事には、高いコミュニケーション能力が求められます。たとえば採用活動では、会社のニーズに沿った人材かを見極めるために、相手の能力が十分か、面接を通して知る必要があります。


ほかにも現場担当者への研修の依頼や保険加入手続きなど、社員の協力を必要とする業務も多く、作業を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力が必要です。


正確かつスピーディーな事務作業力

人事の業務には、保険加入の手続きや給与計算など、正確性が求められる書類を処理する作業があります。社会保険については、雇用開始から5日以内に手続きする必要があるため、スピーディーな作業が求められます。


参照元:日本年金機構|就職したとき(健康保険・厚生年金保険の資格取得)の手続き


万が一何かしらの手続きが遅れると、その後に控えている業務まで支障をきたしかねず、場合によっては計画が大きくずれる可能性があるでしょう。


そのため、正確性が求められる作業をミスなくスピーディーにこなす事務作業力が人事には求められるのです。


雇用に関する法律の知識

人事は業務上、次のような法律知識を扱います。


  • 雇用対策法
  • 男女雇用機会均等法
  • 職業安定法
  • 個人情報保護法
  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法


雇用に関する法律をおさえておかないと、気付かぬうちに法律違反を犯す可能性があります。たとえ知識不足で法律違反をおかした場合でも、会社の信頼を失いかねないでしょう。


なお、法律はたびたび改正されるため、常に最新情報を確認しておく必要があります。


基礎的な PCスキル

デジタル情報社会といわれる近年では、すべてのデータをデジタルで扱うといっても過言ではありません。


人事の業務も例外ではなく、社員や会社のデータをデジタルで扱うため、WordやPowerPoint、ExcelなどのPCスキルが必要です。


社内情報の収集能力

異動や昇格などの人事判断を正確に下すには、社内の情報を多方的に汲み取る必要があります。


たとえば仲の悪い人ばかりを集めた部署を作ってしまっては、チームとしてのパフォーマンスが下がってしまいます。このような、上層部はなかなか知らない社内情報を集め、考慮した判断をするのも人事に求められるスキルです。


ここまで、人事に向いている方の特徴や必要なスキルを紹介してきましたが、これらを満たす方を探すのには時間がかかるでしょう。タレントパレットであれば、数日程度で人事の役割を補ってくれるシステムを導入できます。


また、社員個人に適した研修をおすすめしてくれたり、シミュレーションの人員配置により各部署の必要人員も算出してくれたりします。人事の業務を効率的に、より科学的に進めたい方はぜひご相談ください。


タレントパレットのHPはこちら


人事向いてる人のまとめ

人の成長を喜べることや、相手目線で物事を考えられることなど、人事に向いている方の特徴は複数あります。また、人事の業務内容は幅広いため、雇用に関する法律の知識や社内情報の収集能力などのスキルも必要です。1つでも多くの適性やスキルを持つ人を探し、人事部に配属させましょう。


しかし、社内で人事に向いている特徴やスキルを有している方を掌握するのは手間がかかるでしょう。タレントパレットならば、チェックシートに回答するだけで社員のスキルを見える化し、一元管理できます。データの掌握が簡単になるのに加え、スキルを見ながら人材配置のシミュレーションも行えるため、組織編成を検討するのが容易になるでしょう。


そのため、優秀な人事を探すのと並行でタレントパレットを導入すれば、より効率的に強い組織が作れます。より詳しい資料を提供しておりますので、ぜひお問い合わせください。


タレントパレットのHPはこちら