こんにちは。人事・経営に役立つメディア「タレントマネジメントラボ」を運営する「タレントパレット」事業部編集チームです。
リモートワーク(テレワーク」で業務効率を向上させたり、ストレスを減らしたりするために環境整備は欠かせません。今回は、快適なリモートワーク(テレワーク)のために揃えておきたい、おすすめのアイテムをご紹介します。
リモートワークの環境が悪いとどうなる?
リモートワーク(テレワーク)は、ネットで仕事ができさえすれば良いわけではありません。快適なリモートワークの環境整備がされていないときに、起こりがちなトラブルを紹介します。
生産性が落ちる
リモートワークでは、仕事環境が変わるため、慣れるまでは生産性に変化が見られることがあります。
それに加えて、快適なリモートワーク環境が整っていないと、さらに集中力が落ちたり、ストレスが増えてしまったりします。また、本人の努力が業績に反映されないと、モチベーションまで低下し、さらに生産性が低下する恐れがあります。
心身のストレスが増える
自宅で家族に気を遣いながら環境でリモートワークを行うと、ストレスが増えるケースも考えられます。
加えて、上司や同僚からの目線が気になり、精神的負担が増えることもあるでしょう。
リモートワークのストレスに関しては、下記の記事でも詳しく扱っています。
「リモートワークストレス」については、こちらの記事をご確認ください。
コミュニケーションが難しくなる
通信環境が悪いと、Web会議中の遅延、業務連絡の不備、上司が部下の様子を把握できないなどのリスクが考えられます。
コミュニケーション不足から適切なメンタルケアの機会を逃すと、会社にとって思わぬ損害を招く可能性があります。
リモートワーク(テレワーク)のコミュニケーションについては、下記の記事でも詳しく扱っています。
「リモートワークコミュニケーション」については、こちらの記事をご確認ください。
リモートワークの導入のためには何が必要か
リモートワークを導入したいと思ったときに、最低限必要なものをチェックしていきましょう。
パソコンとディスプレイ
コストを抑えることだけを考えず、業務内容に合わせて、快適に仕事ができるスペックのパソコンを選びましょう。いつもオフィスで使っているPCと同じ性能以上のものが目安になります。
デスクやチェア
オフィスで使っているチェアが疲れにくいなら、同じタイプのもので良いでしょう。
ただし、疲れにくい正しい姿勢をキープするため、机の高さや個人の体格に合わせて、高さ調整ができるチェアがおすすめです。
通信環境
Web会議に必要な回線速度の目安は、下りが10〜30Mbps、上りが1Mbpsと言われています。
在宅勤務(在宅ワーク)であれば、光回線の仕様が理想的です。移動中や野外でWeb会議に参加することが多い従業員には、ポケット型Wi-Fiの併用がおすすめです。
マイクやカメラ
ほとんどのノートパソコン、タブレットパソコンには、マイクとカメラが備え付けられています。音声や映像が、ストレスなくクリアに使用できるかどうか、事前にテストしておきましょう。
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リモートワークを改善するアイテム
必要最低限のアイテムに加えて、リモートワークをより快適にするおすすめアイテムもご紹介します。
プリンター
ペーパーレス化が進めば、必要な機会は少ないかもしれませんが、書類や資料を印刷できるプリンターがあれば便利です。
クッション
長時間座っているときの負担軽減には、クッションもおすすめです。クッションにも種類があります。
・低反発クッション:体に合わせてゆっくり沈むため、フィットしやすい
・ゲルクッション:弾力性と伸縮性に優れており、体重を分散させやすい
・ベーグルクッション:ドーナツのように、中心に穴が開いており、骨盤を内側に程よく圧迫できる
・骨盤サポートタイプ:背面一体型やS字型などがあり、腰や骨盤を支え、正しい姿勢をサポートできる
それぞれの従業員に合ったものを選んでもらいましょう。
延長コード
伸ばしたコードが宙に浮いていると、足をひっかける危険性があります。ときには、コンセントやデバイス側の修理が必要になるかもしれません。部屋の広さや状況に合わせて、延長コードの利用も検討してもらいましょう。
ブルーライトカットメガネ
長時間ディスプレイを見る仕事の場合、ブルーライトカットのメガネで、目の疲労を軽減できるかもしれません。加えて、小まめに目を休める休憩時間を設けることも、生産性の維持にはプラスになるでしょう。
モニターアーム
モニターアームの設置が可能なら、モニター下にスペースができ、デスクが広く使えます。小さいデスクを使っているなら、利用をすすめてみるのも良いでしょう。
ただし、モニターとアームには取り付ける規格があります。台からアームに交換が可能か、使用しているデスクに取り付け可能かはよく確認してください。
リモートワークにおすすめの部屋作り
どのような部屋でリモートワークを行うかによって生産性は左右されます。部屋の明るさ・室温・湿度なども適切にアドバイスできるようにしておくと良いでしょう。
リモートワークを行う部屋の選択
リモートワーク専用の部屋があると理想的ですが、個室を確保できなければ、リビングやダイニングの一角を確保してもらいましょう。仕切りなどを利用して、集中できる環境にすることが大切です。
部屋の明るさ
部屋の明るさは、自然光に近い状態が理想的です。なるべく日当たりの良い部屋で、自然光を取り入れると良いでしょう。暗い場所で仕事をしている従業員がいる場合、改善できないか尋ねてみると良いかもしれません。
室温と湿度の調整
体の冷え、暑さなども生産性を下げる要因です。厚生労働省が発表している「事務所衛生基準規則」によると、「室温については17度以上28度以下、湿度については40%以上70%以下にキープ」が推奨されています。リモートワークでも、この基準を参考に、エアコンや加湿器の利用をすすめてみましょう。
背景の調整
背景にプライベートなものが映っていると、本人や、その他の従業員も気になってしまいます。カメラオンのときには、不要なものが写り込まないよう、調整してもらうと良いでしょう。
リモートワークの環境整備に利用できる公的支援
最後に、リモートワークを導入する際に利用を検討できる公的支援を紹介します。詳しくは各関係省庁の公式サイトを確認してください。
人材確保等支援助成金(テレワークコース)
厚生労働省が実施している助成金は、要件を満たせば誰でも使えるので便利です。「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」では、機器導入に関して、最大30%(※金額上限あり)が支給されます。
厚生労働省
人材確保等支援助成金(テレワークコース)
ものづくり補助金
リモートワーク(テレワーク)の導入により、新しい開発や生産プロセスの改善が期待できる場合、「ものづくり補助金」が利用できるかもしれません。こちらは、予算や公募期限、審査もあり、必ず支給を受けられるとは限りませんが、支給額が大きいのが特徴です。
申請は電子申請のみになるため、注意してください。
ものづくり補助金総合サイト
IT導入補助金
ソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費などが補助対象になる「IT導入補助金」の利用も検討してみてください。2023はまだ公募が始まっていませんが、例年通りなら春頃から募集が始まるでしょう。(2023年3月20日執筆時点)
IT導入補助金2022
(※IT導入補助金2022はすでに締め切られています。)
まとめ
リモートワーク(テレワーク)の生産性維持・向上や従業員のストレス軽減には、快適な環境作りが欠かせません。必要な道具・家具・機器を揃えることはもちろん、従業員ひとりひとりに合った環境作りもサポートしていきましょう。
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「課題別活用シーン」については、こちらの記事をご確認ください。
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