経営情報

当社は「+αの価値を生み出すことで、『つきぬける感動』と『広がる可能性』を提供する」を企業理念に掲げ、世の中に溢れる膨大な情報を見える化するサービスを中核に事業展開しています。
「お客様のビジネスにプラスアルファの価値を創造する」という、社名の一部でもあるミッションのもと、顧客のために新しい価値を次々と生み出し、高い付加価値を提供していきたいという思いを込めて、事業を継続してまいりました。

近年ではあらゆるものがデジタル化され、データの量が爆発的に増え、まさにビッグデータ化しています。しかしビッグデータの分析から有益な情報を得ようとすれば、大量データ処理のノウハウ、統計処理や解析手法への理解、分析結果を算出するプログラミング技術など、幅広い分野で高度な知見や経験を持ち合わせる必要があります。
実際に、これらの広範囲な分野での能力を持ち合わせる企業は限られており、大量のデータは存在しているものの、有効に活用できていないという状況が拡大しつつあります。

当社では、全ての企業が世の中に溢れるビッグデータをビジネスに役立つよう活用できるプラットフォーム(我々は「見える化」と呼んでいます)を実現するというビジョンのもと事業を展開しております。
2008年5月にマーケティング領域で「見える化エンジン」のサービスを開始し、その後、CRM領域で2011年7月には「カスタマーリングス」、2016年9月にはHR・人事領域で「タレントパレット」と、数年間隔で新しいソリューションをスタートさせてきました。
3つの事業は、ビッグデータの「見える化」という同じビジョンに基づいた機能を武器に事業展開するだけでなく、顧客企業に継続して活用していただけるよう、SaaS型サービスを基本としてビジネスを展開しています。
全ての事業は黒字化していることから、それぞれの事業の売上と利益の拡大が当社の成長につながっています。

当社では、今後も顧客が本質的に必要とするニーズをいち早くつかみ、顧客を感動させる新しい価値により革新的なサービスを提供し、可能性を最大限に広げる挑戦を続けていきたいと考えております。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも当社へのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年6月30日
代表取締役社長  三室 克哉